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想い
「社員が育つ会社」こそ、選ばれる時代に
今の社会課題は、「人手不足」と「人生100年時代」。
企業は、優秀な人材から“選ばれる側”にならなければ、経営が不安定になります。
初任給アップ、休日拡充、育児・介護制度の導入など、制度面での配慮は進んでいます。
でも、「本当に社員に優しい会社」とは何でしょうか?
それは、社員が“自立”できるように、知識や経験を積める環境を整え、成長を応援する会社です。
もはや一社に頼って働き続けられる時代ではありません。企業も社員も、“変化に備える力”が求められています。
私が以前所属していた複写機業界も、その変化の波を大きく受けたひとつです。
あらゆる手段を講じて維持を図ってきましたが、クラウド化やネットワーク化の進展により、紙の出力は急激に減少。収益の柱だったビジネスモデルは崩れつつあります。
設立50年を目前にした業界ですが、かつての機材の存在は今や過去のものとなり、業界全体がその流れをコントロールするのは難しくなっています。
このように、どんな業界も永続的な安定は約束されていません。
だからこそ、社員一人ひとりが“自立した力”を持ち、多様な働き方やキャリアの変化に対応できることが、企業にとっても大きな価値となるのです。
離職防止も、実はここにつながります。
単に「辞めさせない」ことが目的ではなく、「意欲ある社員が成長できる環境づくり」が本質です。
そのためには、以下のような取り組みが必要です:
- 方針をしっかり伝える
- 組織図を見直す
- 評価制度や任用基準を明確にする
- 権限を委譲する
- 幹部候補を話し合う
- 給与バランスを整える
これらはすべて、「人を活かす仕組み」を強化すること。
結果的に、離職率は下がり、企業の力は確実に上がります。
中小企業だからこそ、経営者の想いをダイレクトに反映できる強みがあります。
今、離職が課題でも、正しく進めば1~3年で大きく変われます。
御社の未来を、共に育てていけたら幸いです。
ハートゥンスカイ
代表 中田 由希子